洗浄水の循環利用・回収した毛羽の脱水 | 事例紹介 | ろ過装置(濾過器)、分離機、分離装置の専門メーカー東洋スクリーン工業株式会社

事例紹介

ろ過(固体サイズ:~100μm)

洗浄水の循環利用・回収した毛羽の脱水

  • 某メーカー担当者様
  • 課題
  • 東洋スクリーン工業 担当者
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繊維染色の洗浄排水を循環利用し、工業用水の使用量を減らしたいが、
排水に含まれる繊維分が多く洗浄装置の洗浄管の詰まりや、製品の品質が悪化するため、
数十ミクロン級のろ過装置を導入した。

ろ過装置の問題点
・ろ過はできるものの目詰まりしやすく清掃頻度が多く手間がかかっている。
・ろ過装置から排出されるドレン(濃縮排水)の後処理が必要。
→現状、ほとんど使っていない

現状の問題
・ろ過されずに排水処理へ流入
→水槽内にヘドロ化した繊維が溜まっていき定期清掃が必要に
・工業用水の使用量は減らないまま

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ファインウェッジを使用した固液分離装置「ファインアーク-60」なら
その問題を解決できると思います。

微細目ウェッジワイヤー「ファインウェッジ」を使用していて、
三角形の断面形状により通過性が良く目詰まりしにくく、
20ミクロンまでの目開きで固液分離が可能なので、
今お使いの装置よりも分離性能が高くなります
また、自動洗浄装置を付けることで目詰まりを解消できます。

また、分離された固形物を、繊維の脱水で実績の多いロール加圧式脱水機
「TS式ドラム型絞り脱水機」で絞り、産廃減容までの一連の処理が可能です。

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導入後

ファインアーク-60とTS式ドラム型絞り脱水機を組み合わせたユニットを導入。洗浄排水のろ過~残渣の脱水までを自動化してお使い頂いています。

繊維分の排水処理への流入がなくなったことで
水槽の清掃コスト年間600万円を低減

工業用水の再利用率25%→80%に改善
年間240万円の節水効果

 

今回の案件で採用いただいた装置

「ファインアーク-60」
目開き0.1mm以下の固液分離スクリーンとして、
ファインウェッジを採用した微細目スクリーンです。
スラッジの回収やスラリーの濃縮に使用できます。

「TS式ドラム型絞り脱水機」
ゴム状の上ロールと、ウェッジワイヤーをドラム型にした下ロールとの加圧による脱水機です。急速かつ確実に水分を絞り出すことができます。

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